レーザー&レーダー探知機は、速度超過の取締りへの対応だけではなく、災害情報やゾーン30など交通規制の警告、逆走警告など安全運転に関する様々なサポートを行ってくれます。
機能により対応・警告する情報に差異があり、必要に応じた製品選びが大切です。
レーダーとレーザーの違い
レーダーとは、特殊なマイクロ波を利用した電波式の計測方式になります。
従来型の速度計測方法で、高速道路や路肩に固定式の装置を設置して計測する場合もあります。
レーザー式オービスは、レーザー光を照射して対象車の速度を計測する自動速度違反取締装置です。
従来のレーダー対応の探知機では認識できません。パトカーでの追尾方式などの場合に利用されることも有ります。
最近では小型化し、複数のレーザーを利用するMSSS方式やLSM-310、JMA-520と呼ばれる移動式の取締機も急速に普及しており、新しい方式に対応した探知機が必要になります。
従来はスピードを出しがちなユーザー様向けの商品でしたが、近年ではゾーン30など生活道路での制限速度の取り締まりが強化されていることもあり、ついうっかりを防ぐためにもレーダー・レーザー探知機は人気の商品になっています。
代表的な測定器
MSSS
オランダのSensysGatosoGroup社製の可搬式レーダー測定機です。
非常にコンパクトで軽量と言われており、カメラ本体とストロボを別々の三脚にセットしますが、バッテリーが単独の為電源ケーブルなどが不要とされています。
片側3車線を一度に取り締まれるとも言われており、世界各国で導入されているようです。
とても簡単に設置できるので近年導入が増えているとされています。
LSM-310
東京航空計器社製の可搬式レーザー測定機です。2022年ごろから導入されていると言われています。
縦長の筐体でストロボが大きく特徴的です。
カラー撮影が可能とされており、全国で幅広く採用されていると言われています。
JMA-401
日本無線株式会社製のレーダー測定器です。主にパトカーなどに取り付けられるとされています。
2022年ごろから導入されていると言われています。
JMA-520
日本無線株式会社製の可搬式レーダー測定器です。一体型の仕様で設置が非常に簡単とも言われています。
2022年ごろから設置が進められているとされています。
一体型とセパレートタイプの違い
取締用のレーダーやレーザーは微弱な電波や光レーザーを利用しています。
また、計測器も路肩に設置されていたり情報に固定されていたり、後方から追尾されていたりと様々なです。
より正確に探知するためには、受光器(レーダーやレーザーを探知する部分)の設置位置や角度が重要になってきます。
ルームミラーやボンネットの形状、ダッシュボード上の位置などにより探知機に死角ができてしまうと機能が十分に発揮されません。

一体型のメリットはコンパクトに設置できる点です。
反面、設置角度や取付位置が限定されてしまい、どうしても死角が発生します。

セパレートタイプは、フロントガラスの上部・中央など理想的な場所に探知部分を設置できます。
一体型に比べると高価な場合も多く、ドラレコなどと一緒に設置した場合フロント周りが煩雑になります。
最新式 レーダー・レーザー探知機

ユピテル製
レーザー&レーダー探知機
ZK-3000(指定店モデル)
新型モジュール搭載でKバンド受信範囲拡大
業界初 最新型レーダー可搬式オービス「JMA-520」対応
Kバンド探知性能がさらに50%以上UP
無線LAN搭載のフルスペック。エンジンONで各種データを最新情報に自動更新。
大画面3.6インチ液晶搭載、静電式タッチパネル搭載、セパレートタイプ。

セルスター製
レーザー&レーダー探知機
AR-824AW
Xバンド、Kバンドに対応したレーダー・レーザー探知機です。
ゼンリンMAPを搭載し、地図の表示がきれいです。一体型でコンパクトな設置が可能です。LSM-310対応。独自のレンズ開発でレーザーにも強い設計になっています。
無線LAN搭載のフルスペック。エンジンONで各種データを最新情報に自動更新。
大画面3.7インチ液晶搭載、静電式タッチパネル搭載。