カーオーディオ

音について

そもそも音とは

そもそも音とは何でしょうか?
最も身近な言葉ですが、以外にその正体は知られていません。
理科の授業で習った元素表(酸素原子:Oとか水素原子:Hとかのあれです)にも、音の元素記号はありません。
音とは、何かが動いたときに起こる「空気の振動(水や個体など振動が伝わるものであれば音は伝わります)」です。この振動が様々な形になり高い音や低い音が生まれます。その振動を私たちの「耳」でいわゆる「音」として理解します。ですから空気などが無い「真空空間」では音は発生しません。

音の分解

音源の振動は一定ではありません。大きく動いたときや小さく動いたときなど、連続で聞こえる音の中にも色々な大きさの振動があります。
音を波ととらえたときに、波の高い部分と低い部分が現れます。このことから、音は「空気の粗密波」と言われています。

空気の疎密

波をグラフにしてみます。波が上下し元の高さに戻るのが「周期」、1秒間に何回波を繰り返すかが周波数となります。
周波数の単位 は「Hz(ヘルツ)」です。「耳に聴こえる」=「可聴周波」その範囲は20 Hz ~ 20000Hz(20kHz)です。

音の仕組み

低音・高音の違い

音程は一定時間に振動が何回あるかで決まります。一定時間に振動が多ければ音は高くなり、振動が少なければ音は低くなります。

低音

1秒間に20回から600回の振動がある【音】つまり、一般的に20Hz~600Hzの低い帯域を「低音域」と呼びます。楽器で言えば、ベースやバスドラムなどが受け持つパートです。その中でも20Hz~100Hz付近の低い帯域を「重低音」と呼びます。

中音

最もk聞きやすい800Hz~2kHzの帯域は「中音域」と呼びます。1秒間に800回~2,000回の振動を繰り返しています。

4kHz~20kHzを「高音域」と呼びます。人間が聞き分けられる周波数の上限は20kHz程度とも言われています。周波数が高ければ高いほど高音という事になります。

同じ周波数(同じ高さ)の音も、振り幅が変わると音の大きさが変わります。ボリュームを上げるときには振り幅を大きくすることでボリュームをあげることがかのうです上げることが可能です。単位はdB(デジベル)を使用します。

周波数

楽曲の周波数を調べると、楽器やボーカルなど複雑に交じり合った波形が確認できます。

名陽電機では長年の研究による経験と実績でお客様に最適なカーオーディオ環境をご提案しております。